メルローズ・プレイス Season 1-32(@ムービープラス)

1-32 Suspicious Minds

第1シーズン最終話。
アパートが売却されることになり、住民たちはこのままアパートにいられるのか、それとも引っ越さなければならないのかと、不安を隠せない。アマンダとアリソンの上司のホノルル栄転が決まり、後継者としてアマンダが候補の一人となる。ライバルと目されるブレッドに誘われたアリソンは、ついアマンダが妊娠していることを漏らし、翌日早速それを利用されてしまう。激怒するアマンダだが、アリソンが(珍しく)殊勝に反省しているので(珍しく)彼女を許す。ところが残業中にアマンダは突然苦しみ出し、病院で子宮外妊娠と診断されて手術を受ける。子供を失って落ち込むアマンダをビリーが元気づけるが、アリソンは気に入らない。チーフの座はアマンダが手に入れる。
マイケルはジェーンをロマンティックなリゾートに連れて行き、誠実な言葉を並べて、ジェーンに許してもらう。その翌日「いい友達でいられればと思ってるの」と言うキンバリーに「いい友達として妻帯者の男とセックスする、ってのはどう思う?」と提案する。
キースがシアトルからやって来て、こっそりとアリソンに嫌がらせを始める。どうやらビリーとアリソンがつきあっているらしいとわかると、ビリーを暗がりで殴る蹴る。怖い。『何者か』に襲われたビリーは病院に運ばれる。命に別状はなかったが一晩入院することになり、この前のお礼にとアマンダが付き添う。アリソンは当然気に入らないがキースに家まで送ってもらい、一方的にシアトルを飛び出したことを謝る。キースは「私が急かしたのもいけなかったんだ」と笑顔で許し、嫌がらせを受けていて怖いと語るアリソンを素知らぬ顔で慰める。
ビリーを心配して病院に来たはずのジェーンは、ビリーに大事がないことを知るやいなやキンバリーを探し、「この指輪が見える?これはセックスだけじゃない、愛と信頼と友情の証なのよ」と啖呵を切る。大人しく聞いていたキンバリーだが、「あなたも生涯の伴侶を見つけたら、つまらない女にちょっかい出されないようにすることね」と言われてかっとなり、まだ関係が続いていることを明かす。ジェーンは離婚を決意する。
ロンダは自分からテレンスにプロポーズする。彼女はここで退場。これからますますグチャグチャするメルローズを離れ、ビバリーヒルズで幸せに結婚生活を送る(はず)。彼女の降板についてマット役のダグ・サヴァン*1は「第1シーズンのマットは何もすることがなかった。ただ『そうさロンダ』『いいぞロンダ』って、彼女を励ましているだけでさ。だから彼女が降板した時は困ったよ。もう「助けてよロンダ!」って気分だった」と言っている。この人は第6シーズンで降板するまで影が薄く、「マットが画面に出てない時は、ランドリーでみんなの服を洗濯してるんだよ。そう言えばマットがいないなと思ったら、アマンダやジェイクの服をたたんでるんだと思ってよ」てなことも言っている。泣ける。
さてさて翌日ビリーは退院。付き添うアリソンとアパートに戻ると、そこにはアマンダが。訝る二人にアマンダは、自分がここを買い、住むことにしたと満面の笑みで告げる。

*1:デスパレートな妻たち』のリネットのダンナ。トム。