oasis(@代々木競技場第一体育館)

アリーナB5。セットリストはほとんど昨日と変わらず。つか、このツアー中ずっとこのセットリスト*1らしいんだけど、飽きないんだろか。
初来日はクアトロで見たんだよね、あれはいつだったっけと調べてみた。94年か。そんなに昔の話だったのか。ノエルもリアムもトシ取ったなあと思っていたけど、当然だ。
今回2回見て、バンドが成熟したな、大人のバンドになったなと感じた。初来日の頃は、楽曲の良さには定評があって、でも演奏はけっこうバラバラだったりして、勢いでオラオラオラオラっと強引に客を持ってっちゃうようなところが魅力だったと思う。それが、ちゃんと演奏でも魅せますよ、余裕っすよ、ってな感じに変わったような。それでいて「落ち着いちゃった」ってのとも違うんだけど。I can't explainだ。単純に年数を重ねれば成熟するというわけでもないだろう(だったら前回2002年の来日でそう感じてたって良さそうなもんだし)から、要因はなんなんだろ。ザックか?ザックなのか?
にしても、すっかり落ち着いたリアム。数々の武勇伝も今は昔だし、何よりジムで鍛えてるって聞いた時は、ミック・ジャガーのジョギング写真を見た時以来の驚きでしたよ、ええ。そりゃまあジムと落ち着きに因果関係はないけどさ。
そのリアム、18日は上手に引っ込んだ時にスタッフを指でつんつんつついてふざけてたり、20日は『Songbird』で、やはり上手側の誰かに向かってアルプス一万尺というかみかんの花というか*2をやったり、すごくリラックスしてるようだった。20日のアンコール『The Meaning of Soul』で、歌いながら左腕をぐるぐるして「モニターの音上げてくれ」ふうなジェスチャーを何度もしてた時は、「お願いします、あと2曲なんです、キレずに終わらせてください。あ、でも次は『Don't Look Back〜』だから実際は1曲か」とちょっぴり動揺しつつも冷静に残り曲を数えたりしたが、心配無用だったようで、最後までご機嫌だった。と思う。リアムがご機嫌だとみんな平和でよろしいことだな、と思った。
さて次は何年後ですかね。いつ解散してもおかしくないような見方もあるけど、わたしはなんだかんだで長続きすると思ってる。希望的観測も含めて。つかほとんどが希望的観測。

*1:『Masterplan』と『Talk Tonight』を交互に演るらしい。でも大阪、東京初日とMaster〜が続いたらしい。今日はTalk〜だった。さて明日は?

*2:ほら、二人組になって手をこうやったりああやったりする遊び。