サムスンライオンズ3(ペ・ヨンス)-マリーンズ5(俊介)(@東京ドーム)〜アジアシリーズ決勝
スカパー!でパリーグ優勝の試合を再放送していたので、初芝の激走と里崎のガッツポーズまで見て景気づけをしてから家を出た。今日はA指定。決勝だけあって、昨日より人が多い。
俊介は緊張しているのかモーションを気にしているのか単に調子が悪いのか、ピリっとしない。そんな時こそ守りが肝心なのに良くない守備が出たりする。同点にされた後、今日も(かわいい)ベニーがタイムリーを打ち勝ち越し、4回には期待せず見ていた正人が2ランを打つ。4点あれば大丈夫だろうと思いながらも、魔の4点差という思いもよぎる。藤田、藪田がきっちり役目を果たした後、4点差を背負ってコバマサが登場し、案の定しっかり期待に応えてくれちゃったりした。守りのミスから連打で2点差にされ、彼は今、幕張の劇場王からアジアの劇場王へと進化したんだなあ、なんてしみじみ思った。気づくと両手の指を組んでお祈りみたいな姿勢になっていた。手のひらは熱いのに、なぜか指先が冷たかった。
- 交流戦、イースタン、ファーム、パリーグ、日本シリーズ、アジアシリーズ、完全優勝。交流戦優勝とアジアシリーズ優勝のふたつを生で見ることができた。交流戦は胴上げがなかったので、初めての生胴上げだった。
- シーズン通して、たとえば投手の調子が悪くても「悪いなりにまとめてくる」姿を何度も見てきたが、それは堅い守備あっての話なんだという当たり前のことに、右へ左へと抜かれる塀内を見ていて改めて気づいた。それにしても今江は大丈夫だろか。
- 「阪神の分まで頼む!!頑張れマリーンズ」と背中に貼っていた『今岡』くん、「一日限りのにわかファンですがいじめないで。がんばれマリーンズ」の『金本』さん、応援ありがとうございました。他にもタイガースファンをけっこう見かけた。
- サムスンのマスコットが連続バク転をして拍手喝采を浴びていた。試合の合間の応援で頭部をはずして大技を決めたときは、春のマリンスタジアムでの惨劇*1を思い出して、マーくんのトラウマが蘇らないことを祈った。
- 11月のこの時期まで野球を楽しめるなんて、去年のこの時期には夢にも思わなかった。
- パリーグ優勝、日本一、アジア一、それぞれのインタビューでボビーは「deserve」という言葉を必ず使った。努力した人たちにしか使えない言葉だよな。
- 来年からは応援歌も堂々と歌える。今までは心の中で「オイコラ、誰が王者だ誰が」と突っ込みながら歌ってたから。