貞操花鳥羽恋塚(@国立劇場)

正午から5時前までの長丁場、集中できるかどうか不安だった。なんせ夜にはマリーンズの優勝が決まるかもしれないんだから。とはいえ目の前のことしか考えられない性格なので、幕が上がってしまえば自然と意識は舞台に集中する。通し狂言ではあるけれどオムニバスふう、ただでさえゴチャゴチャと複雑な南北物、ってことで、筋を追うのをハナから諦めていたのも勝因か(何の)。

  • 理由はわからないが、どうも孝太郎が苦手だ。お父さんや伯父さんたちは好きなんだけどなー。「苦手」と言うほどのアクのある役者さんじゃないと思うんだけど、何が苦手なんだろう。
  • 梅枝くんが大人になっていて驚いた。
  • 松緑、どちらの役も良かった。
  • 時蔵丈、相変わらずお美しい。うっとり。
  • 天王寺屋のセリフが入っていたら、10分は上演時間が短縮されていたろうなと思った。歌舞伎でプロンプを否定する気はないが、一言一言思い出しながらのセリフって観ていて(聞いていて)辛い。
  • 宙乗りやってみたい……