M10(直行)-T1(井川)(@マリンスタジアム)〜日本シリーズ第1戦


濃霧コールド。昔、近鉄戦だったかなあ、地面から水蒸気がもわもわと出てゲームが中断したことがあった。強風で試合自体が中止になったことも何度かある。雨はもちろんのことながら、自然現象に弱い球場なのよね。雪で中止ってのもあったな、確か。
モーターショー開催で渋滞が見込まれるってことで、電車で行くことにした。電車の中でちらほらと見かけたタイガースファンの数が、球場に近づくにつれて増殖していくのに感心しつつ到着。オットがパリーグ優勝Tシャツが欲しいと言い出し、まだまだ時間はあるので長蛇の列の最後尾につく。交代で並びながら黄色い人々ウォッチをしばし。どうも関西の言葉って怒っているように聞こえるんだよなあ。
ようやくグッズを購入してゲートへ。と、試合開始40分前にかかわらず入場口の列もこれまた長い。2時間前に開場してどうしてこんなことに。なんとか試合開始には間に合ったが、もう少しチケットもぎの係員を増やして欲しい。
試合はもう「好調な時の」直行。エースの面目躍如。懐かしさに涙が出そうになる(嘘)。初回いきなり赤星を歩かせてイヤンだったが、ぽつりぽつりとヒットを打たれながらも、球は低めに決まっているし安定して見えた。あとはなんといっても今江。ホームラン、内野安打、ツーベースと来ていたので、7回の打席ではココロの中で「三塁打!さんるいだ!」と祈っていたが、さすがにそれは多くを望みすぎだったようで(結果はシングルヒット)。
その頃から霧が濃くなり、1塁側内野からはレフトスタンドが霞んで見えないほどだった。里崎のホームランもベニーのホームランも「え?打球どこ?入った?ああ、入ったの」って状態だったし。そして中断に入り、タイガースファンの「ハ・レ・ロ!ハ・レ・ロ!」コールも空しくコールド決定。中断の間、ウェーブが球場を何周もして、こういうのっていいよなあ、なんて思った。