アストロ球団(@スカパー!)

最終回。ものすごいカルトマンガだったってことは聞いていたが、聞きしに勝るとはこのことか。文字通り野球に命を懸けている少年たちの話なんで半端じゃなく熱い。加えて怒髪天の挿入歌がここぞというシーンに必ず流れて、盛り上がる盛り上がる。血がぶしゅーーーっっとか、人間ナイアガラ!とか、驚いていいのか笑っていいのか頭が決めかねてしまうような場面がてんこ盛りで、1時間集中して見終わると全身脱力しちゃって。で、この「笑っていいのか悪いのかの判断」(いや、勝手にすればいいんだけど)がわたしにとって、このドラマを見るうえでのテーマだった。だってさー、そもそも登場人物たちの髪型だよ、髪型。原作を知らなくても「ああ、マンガのキャラクターそのままなんだな」ってわかるような不自然この上ないスタイルで、もう第一歩目から笑っていいのかいけないのか考えさせられちゃったもんで。いやあ、いいドラマを見たわ。

アストロ球団 (第1巻)

アストロ球団 (第1巻)

ところでこのドラマ、舞台設定は32年前、巨人が強かった時代らしい。で、思ったんだけど、巨人軍の「軍」ってなんなんだ。なんで「軍」なんだ。つか、そもそも「巨人」だっておかしくない?「読売ジャイアンツ」が正式名称だったら「巨−広」じゃなくて「読−広」が普通なんじゃないの?わからん。