メルローズ・プレイス Season 2-17+18(@ムービープラス)

2-17 Michael's Game

突然LAにやって来たリードにジョーは困惑する。好意は持っているが胡散臭い部分もあり、いまひとつ気を許していなかったが、リードがオーナーと知り合いになったクルーザーでベッドインしてしまう。ジョーはねー、とことん男見る目がないのよねー。

アマンダのオフィスに、FBIがパルマーの行方の手がかりを求めて訪ねてくる。その後アマンダが上司に呼ばれると、そこにはアリソンも。上司のテラーはアマンダに、アリソンに再びマイクロカンプの担当をさせるよう命じ、身辺がゴタゴタしているようだから、数日休暇を取って骨休めしてはどうかと言う。アマンダはジェイクに今までのことを謝り、一緒にハワイに行こうと誘う。ハワイへ向かう機上で、「何も問題ないとわかれば、ゆっくりと休暇を楽しめるから」と会社に電話をするアマンダ。その電話で、アリソンがテラーに自分を売り込み、アマンダの顧客を奪おうとしていることを知って休暇は終了、とんぼ返り。可哀想なジェイク。
翌朝ミーティング中に現れたアマンダにアリソンは驚くが、怒り心頭のアマンダに「もうルールに縛られるのは疲れたの」と言う。「じゃあ、私も心おきなくやらせてもらうわ」とアマンダはビリーを呼び出し、アリソンを思いとどまらせないと「あの晩」のことをアリソンに話すと脅す。
翌日アリソンは自分らしくないやり方だったとアマンダに謝罪し、アマンダもそれを受け入れて、留守中に取った仕事はアリソンのものだと答える。二人は珍しく、気持ちよく和解する。帰宅したビリーはアリソンから「アマンダとじっくり話し合った」と聞いて動揺するが、自分のおイタはバレていないと知ってひと安心。

ロバートは出張先のホテルで、同じホテルに泊まっているというキャリアウーマン風の美女に声を掛けられ、一緒に食事をする。部屋まで送り帰ろうとするが、「黙っていれば誰にもわからない」と迫られ、落ちてしまう。実はこの女性、マイケルがシドニーに頼んで送り込んだ「ローレンの女の子」*1で、一部始終がビデオに撮られていた。ジェーンが帰宅すると、部屋の前に送り主不明のビデオが。デッキにセットし、見ようとした時にロバートが出張から戻り、二人はそのままベッドへ。飲み物を取りにキッチンに戻ったジェーンは、ビデオを見かけていたことを思い出して再生する。昨晩のことを知ったジェーンは激怒し、「誰かにハメられたんだ」と弁解するロバートを追い出す。翌朝ジェーンはマイケルを疑い責めるが、「彼は離婚弁護士だ。敵は多いだろう」と言われて丸め込まれてしまう。傷ついたジェーンにつけ込み「愛してる」と復縁を迫るマイケルに、ジェーンの心は揺れ動く。その様子を窓の外からじーーーーっと見つめるシドニー。怖い。

2-18 Arousing Suspicions

仕事に復帰したマイケルは細々と家のこともして、ジェーンに受け入れてもらおうと努力する。ジェーンもまんざらでなく、二人はそれなりに上手くやっている。シドニーは金曜の裁判に立ち会って欲しいとマイケルに頼むが、マイケルは素っ気なく断る。「私たち理解し合うべきよ」と言うシドニーに「君は自分が何も理解していないことを理解すべきだ」と、珍しくマトモなことを言うマイケル。腹を立てたシドニーは、ジェーンに自分が売春をしていたこと、ロバートの件はマイケルが仕組んで自分が協力したことを告げ、ジェーンも妹に辛く当たってきたことを反省する。これまた珍しく殊勝なシドニーではあるが、マイケルが彼女を受け入れてくれない腹いせである以上、そんなに素直に受け入れちゃダメよ、ジェーン。
ジェーンに追い出されたマイケルは、ひとりビーチハウスに戻り、キンバリーとの幸福な頃の写真を見つめて落ち込む。ペインキラーを大量に摂り朦朧となってジェーンに電話し、「君なしでは生きていけない。誰かそばにいてくれないとダメなんだ」と訴えるが、ジェーンは「だったらそういう人を見つけるのね」と電話を切る。その会話を盗み聞きしてほくそ笑むシドニー。誰かに構ってもらえないと生きられないマイケルとシドニーは、本当にお似合い、というか似たもの同士なんだけどね。
金曜、ジェーンが見守るなか、シドニーは公判に臨む。売春を辞めると言ったらローレンにひどく脅されたとでまかせを言ったシドニーは、初犯であることと証拠不十分であることで罪を免れる。判事は「二度とここでお目に掛かることがないよう」とシドニーを諭す。この判事さん、プラクティスとかLAローでもやっぱり判事。このMPではシリーズ終盤、別人の役で出てくるが、それでもやっぱり判事。判事顔?

リードはアマンダが金持ちだと知り、クルーザーで商売をしたいので出資をしないかと持ちかける。自分には投資の話をせず、よりによってあのアマンダにするなんて!怒るジョーだが、気を取り直しリードに謝る。ジョーを心配するジェイクはリードを信用せず、クルーザーに出向いて皮肉を言う。

マットはランチで相席になったジェフリーと意気投合するが、ジェフリーは仕事も電話番号も教えようとしない。ディナーに招待されて家を訪ねると、まだ繋がっていないと言っていた電話が鳴り始める。信頼されていないのならと立ち去ろうとするマットを引き留めたジェフリーは、自分は海軍の副官で、ゲイは軍人になれないから秘密にしていると打ち明ける。

シリアのアパートが消毒のため1週間閉鎖されることになり、ビリーは彼女を居候させてやることにする。生活のペースを乱されて、アリソンは不機嫌だが、歯に衣着せぬシリアとだんだん気が合うようになる。そんななか、ビリーとシリアは、どちらか一人をアシスタントエディターに昇進させると上司に言われる。選考の結果ビリーの昇進が決まるが、勤務先はNYだった。

*1:ファムケ・ジャンセン(NIP/TUCKのアバ)、当時20代の終わりくらいかな。今の方が断然キレイ。