メルローズ・プレイス Season 2-9+10(@ムービープラス)

2-9 Married to It

マットは画廊オーナーと知り合いデートの約束をする。その翌日は移民局の家庭訪問があるため、カーチャとニッキーはマットの部屋に前日から泊まり込むことにするが、ニッキーが発熱。偽装結婚のことは理解してくれたデート相手も、デートの最中にもニッキーの様子が気に掛かるマットを見て「もう少し考えさせて欲しい」言う。フラれたことを悟り、僕の人生これからどうなるんだろうと呟くマットだけど、そこまで考えずに結婚したのね。人助けもいいけど、犬や猫拾うことにすら責任が伴うわけで、親切過ぎるのも考え物だわ。
ティーヴはジョーとデートを重ねるが、心ではアリソンを思っている様子。アリソンもスティーヴが気になる。その様子を何気に観察しているアマンダ。そろそろ一波乱。
マイケルは家に押しかけてきたシドニーとベッドにいるところをキンバリーに見つかる。激怒したキンバリーはマイケルの謝罪に耳も貸さず、ジェーンを訪ねてマイケルがシドニーと寝ていたことを告げる。驚いたジェーンに問いつめられたシドニーは、最初は「しつこく迫られた、レイプされた」と言い、本当かと詰め寄られると「わかんない」。最終的には「誰も私をかまってくれなくて寂しかった」と半ベソをかく。「そうよ、マイケルが好きなのよ」とか開き直れば好感もてるんだけどなあ。自分は悪くない、かまってくれなかったみんなが悪い、マイケルが好き、でもジェーンに悪く思われたくない、という思考回路、アタマ悪くて好きになれないのよね。「許して、私たち姉妹じゃない」とすがるシドニーを、ジェーンは冷たく「私にもう妹はいないわ」と突き放す。その晩、ロバートと彼の両親を交えて食事をしていると、マイケルが「ジェーン、君の淫乱な妹をなんとかしてくれ!付きまとわれて迷惑してるんだ!」と怒鳴り込んでくる。あっけにとられるロバートの両親。それでもロバートはジェーンを労る。あああー、いいヤツだ。翌日シドニーは病院にマイケルを訪ね、キンバリーにバレた以上もうコソコソする必要はない、一緒に暮らそうと嬉しそうに提案する。あきれたマイケルは「君は自分が私のなんだと思ってるんだ、恋人なんかじゃない、ただの遊び相手だ、付きまとわないでくれ」と拒絶する。

2-10 the Tangled Web

マイケルは家を出てホテル住まいのキンバリーを訪ねる。病院を辞めて田舎に帰るからかまわないで、と言うキンバリーに、医師としての才能を潰すのはもったいない、仕事以外では話しかけないと約束するから戻ってくれと頼む。久々の白マイケル。その場では考えておくとだけ答えたキンバリーは、結局病院に戻ることにする。そう言えばインターンだったこの二人、いつの間にか少し偉くなってるな。出世の早い病院だ。
ジェイクに子供時代のことをあれこれ聞かれ、嫌がるアマンダ。特に「マンディ」と呼ばれていたことに触れられると猛烈に腹を立てる。なぜそんなにイヤなんだと訊ねるジェイクにアマンダは、6年生の時自分を捨てた母親にそう呼ばれていたからだと答え涙ぐむ。そのジェイク、職場で利ざやが多すぎることに気づきアマンダの父親に指摘するが、経営に口出ししないよう釘を刺される。
アリソン、ビリー、ジョーは、スティーヴに誘われて週末を牧場で過ごすことにする。その晩、ジョーがスティーヴに「ジェイクを忘れるには時間がかかる」と言うと、スティーヴも「自分にも忘れられない女性がいる」と答える。ジョーとしては「もう少し時間をかけて付き合いたい」という気持ちだったが、スティーヴは「誰かを忘れるために他の人と付き合うことはできないことがわかった」と、二人の関係を白紙に戻すことにする。週が明け、スティーヴとジョーが別れたと聞いたアマンダは、スティーヴとアリソンが惹かれ合っていると、いらんことを教えてジョーを怒らせる。ビリーが残業の夜、アリソンはスティーヴに誘い出されてビーチへ。気持ちを告げるスティーヴに、「ビリーを愛している。やっと本当のしあわせを手に入れたのに、あなたにも惹かれている」と、珍しく正直に答えたアリソン。二人はキスをする。