調教師/KARA COMPLEX(2005/11/10@シアターコクーン)
知人から招待ハガキがまわってきた。コクーンに着くと、引き替えのための列がかなり長くなっていた。有料入場者数ってどのくらいなんだろう。
昨今の芝居って、起承転結がハッキリしたものが多い。わたしが演劇を見始めた頃はアングラこそ下火になってはいたが、今のようにわかりやすい物語は少なかったように思う。なので、この舞台を観てすごく懐かしいような気持ちになった。全体の印象としては、なんとなく騒々しい舞台。主役脇役問わずに、登場人物がみな前へ前へと出てくる演出のためだと思う。個人的にはもうちょっとメリハリのある(脇は抑えて主は前へ出て)方が好き。調教する側とされる側、一見する側が主導権を握っているようでも実際はされる側にコントロールされているだけだったりして、ってのは、もう語り尽くされた感もあるよな。あ、でもおもしろかったんですよ、とっても。
以下、役者別の覚え書き。ほとんどの人が舞台では初見。
まずは、テレビや映画である程度どんな役者か知っている人。
舞台を観たことがある人。
全然知らなかった人。